生活支援は「外国人のお世話」ではない。日本で自立して生きていくための教育です。

私は、静岡県藤枝市で登録支援機関を運営しています。

これまで人材業界で17年間、採用、人材派遣、人材紹介、外国人雇用など、さまざまな「人」に関わる仕事を現場で経験してきました。

だからこそ、今の外国人雇用、そして登録支援機関による生活支援について、強く思っていることがあります。

登録支援機関の仕事は、決して「簡単にできる外国人のお世話」ではありません。

そして、

「人材業界の経験があるから生活支援もできる」

という単純な話でもありません。

私は、生活支援を本気でやるなら、企業、外国人、日本社会のすべてに対して責任を持つ覚悟が必要だと思っています。

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特定技能1号の支援は、仕事が終わってからが本当のスタート

特定技能1号の外国人には、受入れ機関または登録支援機関による支援が必要です。

出入国在留管理庁が定める支援には、住居の確保、生活オリエンテーション、行政手続、日本語学習、相談・苦情対応、日本人との交流、定期的な面談などがあります。(法務省⁠)

しかし、実際に現場で外国人と向き合っていると、書類に書かれた「支援項目」だけでは終わりません。

仕事中に起きる問題だけが問題ではないからです。

むしろ、仕事が終わって家に帰った後、

* 日本人から突然注意されたが、なぜ怒られたのかわからない
* ゴミの出し方がわからない
* 病院に行きたいけれど、どこに行けばいいかわからない
* 市役所から届いた書類が理解できない
* 家族や恋人との問題を誰にも相談できない
* お金の使い方で困っている
* 日本のルールを知らず、近隣住民とトラブルになった
* 職場では「問題ありません」と言っているが、実は理解できていない

こうした問題は、仕事が終わった後に出てきます。

だから私は、

「外国人の仕事が終わってから、私たちの仕事が始まる」

くらいの覚悟が必要だと考えています。

必要な場合には、夜間であっても対応する。

電話だけで解決できないなら、現場に行く。

本人が間違っているときには、嫌われることを恐れずに指導する。

これも生活支援の大切な仕事です。

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「仲良し」では、本当の生活支援にはならない

外国人と仲良くなることは大切です。

しかし、

仲良しになることと、正しく支援することは違います。

本人が日本のルールを守っていなければ、注意しなければいけません。

本人が間違ったことをしていたら、

「大丈夫だよ」

ではなく、

「それは日本ではやってはいけないことです」

と伝える必要があります。

嫌われるかもしれません。

それでも伝えなければならないことがあります。

なぜなら、短期的に嫌われないことよりも、本人が日本で長く生活していくために必要なことを理解する方が大切だからです。

登録支援機関には、相談・苦情への対応だけではなく、必要な助言や指導、定期的な面談、法令違反等があった場合の対応も求められています。(法務省⁠)

だから私は、生活支援を「御用聞き」にはしたくありません。

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生活支援の目的は「代わりにやること」ではなく「できるようにすること」

ここが、私が最も大切にしている部分です。

外国人が困っているからといって、支援者がすべて代わりにやってしまえば、その場では問題が解決します。

しかし、それでは本人が成長しません。

例えば、

市役所に一緒に行く。

↓

次は必要書類を本人に準備してもらう。

↓

次は自分で窓口に行けるようにする。

↓

最終的には、自分で行政手続きをできるようになる。

これが本当の支援だと思っています。

病院も同じです。

銀行も、携帯電話も、税金も、生活ルールも、日本語も同じです。

最初は支える。

次に教える。

そして最後は、自分でできるようにする。

私はこれを「生活支援」だと考えています。

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特定技能1号の5年間を「投資期間」と考える

特定技能1号は、原則として通算5年以内という在留期間があります。特定技能2号については、通算在留期間の上限がありません。(法務省⁠)

だから私は、特定技能1号の期間を、

「外国人を安く働かせるための5年間」ではなく、「日本で長く活躍できる人材を育てるための5年間」

と考えています。

企業にとっても同じです。

採用した外国人に仕事だけを教えて終わりではありません。

日本語を覚える。

日本の社会のルールを理解する。

仕事の意味を理解する。

責任を持つ。

自分で問題を解決する。

日本人とコミュニケーションを取る。

そして、さらに上の仕事を目指す。

その先に、特定技能2号というキャリアもあります。

だから私は、特定技能1号を「投資期間」と考えています。

人材を育てるための5年間です。

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「仕事さえできればいい」では、人は成長しない

外国人に限った話ではありません。

日本人でも同じです。

毎日決められた作業だけを繰り返していると、

「これは何のためにやっているのか」

「もっと良くするにはどうすればいいのか」

と考える機会が少なくなってしまいます。

だからこそ、仕事の作業だけではなく、

なぜこの仕事をするのか。

この仕事が会社や社会にどうつながっているのか。

自分が成長すると、将来何ができるようになるのか。

こうしたことを伝えることも、人材育成には必要だと思っています。

若い外国人なら、もちろん遊びたいでしょう。

恋愛もしたい。

友達とも遊びたい。

結婚して家庭を持つ人もいる。

それは当然のことです。

だからこそ、その生活の中で少しずつ学び、自分自身の人生をより良くしていくことを伝える。

私は、それも生活支援の役割の一つだと考えています。

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「外国人だから」ではなく、「一人ひとり違う」から支援が必要

私は、外国人を一括りにはしたくありません。

同じ国の出身でも、一人ひとり性格も経験も日本語能力も違います。

日本で働いた経験がある人もいれば、初めて海外で生活する人もいます。

日本語がかなり理解できる人もいれば、生活に必要な言葉から教えなければならない人もいます。

だから、

「この国の人はこうだ」

と決めつけるのではなく、

「この人には何が必要なのか」

を見ることが重要です。

支援とは、国籍を見る仕事ではありません。

目の前にいる一人の人を見る仕事です。

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「問題ありません」は、本当に問題ないのか?

外国人との生活支援で、私が特に気を付けていることがあります。

本人に、

「困っていることはありませんか?」

と聞くと、

「大丈夫です」

「問題ありません」

と答えることが非常に多いことです。

でも、実際に会って話してみると、

「実は、この前日本人に急に怒られました」

「何を言っているかわかりませんでした」

「この書類が何なのかわかりませんでした」

「病院に行きたかったけど、どうすればいいかわかりませんでした」

という話が出てくることがあります。

だからこそ、メールや電話だけではなく、

直接会って話すことに意味があります。

顔を見て、表情を見て、話し方を聞いて、

「本当に大丈夫なのか?」

を確認する。

これは、生活支援において非常に重要なことだと私は考えています。

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だから私は「近くにいる支援機関」でありたい

株式会社ジョブハートは静岡県藤枝市を拠点にしています。

県外のお客様もいますが、私たちが大切にしているのは、

「何かあったときに、すぐ動けること」

です。

弊社では、外国人の生活支援について、必要な場合に迅速に対応できる体制を整えています。

近くに生活支援員がいれば、まず現場で対応する。

その支援員だけでは解決できない問題であれば、私自身が静岡から現場へ向かう。

支援は「電話番号を渡して終わり」ではありません。

困ったときに、本当に動けるか。

私はそこが大切だと思っています。

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支援費用は「コスト」だけで考えてはいけない

「生活支援に、なぜそんなに費用がかかるのか?」

そう思われる企業様もいらっしゃると思います。

もちろん企業経営ですから、コストを考えることは当然です。

しかし、生活支援は単純な事務作業ではありません。

相談対応。

面談。

生活指導。

行政手続のサポート。

日本語学習支援。

トラブル対応。

企業との調整。

本人への教育。

必要に応じた現場対応。

こうした積み重ねがあります。

そして何より、

外国人が問題を起こしてから対応するのではなく、問題を起こさないように育てること

が重要です。

安い支援料だけを比較するのではなく、

「その金額で、どこまで人を見てもらえるのか」

を企業様には考えていただきたいと思っています。

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企業内で生活支援をすることが悪いわけではない

私は、企業が自社で生活支援を行うこと自体を否定しているわけではありません。

自社でしっかり支援できる会社もあります。

ただし、一つだけ考えてほしいことがあります。

会社の中だけでは、外国人本人が本音を言えないことがある。

会社にとって都合の悪い問題を、

「問題ありません」

と言ってしまうこともあります。

だからこそ、企業と外国人の間に立つ第三者が必要になる場面があります。

第三者だからこそ、

「会社には言いにくかったこと」

「本当は困っていたこと」

を話せる場合があります。

そして、それを企業側に正しく伝える。

外国人を守るだけでもありません。

企業を守るだけでもありません。

双方が問題を早期に発見し、より良い関係をつくるための第三者であること。

それも登録支援機関の大切な役割だと考えています。

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人材派遣と登録支援機関は、似ているようで全く違う

私は人材派遣を否定していません。

むしろ、人材派遣の現場も長く経験してきました。

だからこそ、違いがわかります。

人材派遣では、派遣社員の就業管理や企業との調整など、仕事を中心とした人材管理が重要になります。

一方、登録支援機関の生活支援は、

仕事の時間以外の生活まで含めて、日本社会で安定して暮らしていくための支援です。

仕事が終わってから相談が来る。

休日に問題が起きる。

夜にトラブルが発生することもある。

日本のルールを知らないことで問題が起こることもある。

だから、

「人材派遣をやっていたから、生活支援もできる」

とは限りません。

人材を「働く人」として管理することと、

一人の人間が日本社会で生活できるよう支援することは、別の仕事だからです。

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これからの外国人雇用に必要なのは「採用」だけではない

2027年4月1日からは、技能実習制度を発展的に解消して「育成就労制度」が施行される予定です。

出入国在留管理庁は、育成就労制度について、原則3年間の就労を通じて特定技能1号水準の人材を育成し、人材育成と人材確保につなげる制度と説明しています。(法務省⁠)

つまり、これからの外国人雇用は、

「外国人を連れてくる」

だけではありません。

「育てる」

ことが、より重要になっていきます。

私は、外国人だけを育てればいいとも思っていません。

日本人も育てる。

外国人も育てる。

企業も育つ。

その結果として、会社の生産性が上がり、外国人本人の給与や生活も良くなり、日本社会も豊かになっていく。

それが理想だと思っています。

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「簡単に儲かる仕事」にしてはいけない

外国人雇用の市場が大きくなるにつれて、これから登録支援機関も増えていくと思います。

出入国在留管理庁の登録簿では、2026年9月10日時点で11,594件の登録支援機関が掲載されています。(法務省⁠)

登録支援機関という制度そのものが悪いわけではありません。

しかし、

「外国人が増えているから仕事になる」

「人材業界をやってきたからできる」

「一人1万円で支援すれば利益が出る」

という発想だけで参入する仕事ではないと、私は考えています。

人を扱う仕事だからです。

一人の外国人の人生に関わる仕事だからです。

その人が日本で犯罪を起こさないため。

会社とトラブルにならないため。

地域社会とトラブルにならないため。

そして何より、

日本で働いて良かったと思ってもらうため。

その責任があります。

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私たちが目指しているのは「依存する外国人」ではありません

私たちが目指しているのは、

「何でも支援員に聞かないと何もできない外国人」

ではありません。

最初は支援員が必要でも、

日本語を覚え、

日本のルールを理解し、

仕事を覚え、

生活を自分で管理し、

行政手続きを自分でできるようになり、

日本人とコミュニケーションを取り、

自分の将来を自分で考えられるようになる。

そして、

「支援員がいなくても、日本で生活できる」

ところまで育てる。

これが私たちの考える生活支援です。

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日本人も外国人も、育てなければ豊かにはならない

私は、外国人だけの問題だとは思っていません。

日本人も同じです。

人は、ただ目の前の作業を繰り返すだけでは、必ずしも成長しません。

「なぜ、この仕事をするのか」

「どうすればもっと良くなるのか」

「自分は5年後、10年後どうなりたいのか」

そう考える機会が必要です。

外国人にも、日本人にも、

仕事の意味を伝える。

社会のルールを伝える。

学ぶことの意味を伝える。

自分で考える力を育てる。

それが、企業の成長にも、日本社会の成長にもつながると私は考えています。

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株式会社ジョブハートが、外国人雇用で大切にしていること

私たちは、外国人を「労働力」とだけ考えません。

一人の人間として向き合います。

企業にとって必要な人材であり、

本人にとっては人生をかけて日本に来ている一人の人間です。

だからこそ、

企業のためだけでもない。

外国人のためだけでもない。

日本社会のためだけでもない。

その三者が長く豊かになれる外国人雇用を目指します。

私は、人材業界で採用・派遣・紹介・外国人雇用など、さまざまな現場を経験してきました。

その経験があるからこそ、

「採用して終わり」では、この先の外国人雇用は続かない。

そう考えています。

特定技能1号を、単なる人手不足解消のための制度にしない。

5年間を、人材育成への投資期間にする。

仕事だけではなく、日本語を。

日本語だけではなく、日本社会を。

日本社会だけではなく、仕事の意味を。

仕事の意味だけではなく、自分自身の将来を。

一人ひとりが少しずつ学び、

一人でできることを増やし、

企業も成長し、

外国人本人の生活も豊かになり、

結果として日本社会も豊かになる。

私は、それが本当の「生活支援」だと思っています。

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静岡県藤枝市で特定技能外国人の受入れ・生活支援をご検討の企業様へ

株式会社ジョブハートでは、静岡県藤枝市を拠点に、特定技能外国人の受入れから、在留手続、生活支援、日本語・生活教育、企業との調整まで、外国人が日本で長く働き、生活していくための支援を行っています。

「外国人を採用したいけれど、生活面まで対応できるか不安」

「登録支援機関に何を任せればいいのかわからない」

「今の支援体制で本当に外国人を支えられているのか不安」

「特定技能1号から2号まで見据えて人材を育てたい」

そんな企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

外国人を採用することがゴールではありません。

採用した人が成長し、

企業に必要とされ、

日本社会の中で自立し、

本人自身の人生も豊かになる。

そこまで一緒に考えるのが、私たち株式会社ジョブハートの外国人生活支援です。