地域の上位進学校に通う娘が、学年6位(161人中)という素晴らしい結果を出しました。

評価も13科目中12科目が「5」で、5段階評価は4.9。

もちろん、この結果は親の力ではありません。

本人が、

「どうしたら覚えられるのか。」

「どうしたら効率よく学べるのか。」

自分で考え、試行錯誤を繰り返しながら努力を積み重ねてきた結果です。

本当に素晴らしいと思います。

でも、私が一番評価したいのは成績ではありません。

「自分で考え、工夫し、努力を継続できる力」

この力こそ、社会に出ても一生の財産になると思っています。

一方で、先日、大学生と話をする機会がありました。

勉強も頑張ってきた。

大学にも進学した。

それなのに、

「将来、何をしたいのか分からない。」

「社会に出るのが不安。」

そんな悩みを抱えていました。

この話を聞いて、私は改めて感じました。

学校と社会では、評価される基準が大きく違う。

学校で優秀だった人が社会で苦しむこともある。

逆に、学生時代は目立たなかった人が社会で活躍することもある。

これは能力の差というより、求められる力が違うからではないでしょうか。

学校では、

・学力

・テストの点数

・提出物

・学校生活のルール

などが評価されます。

もちろん、どれも大切です。

しかし、社会ではそれだけでは評価されません。

私が経営者として、多くの経営者、社員、外国人材、学生と関わる中で感じる、社会で信頼される人に共通する力があります。

〇コミュニケーション能力

〇行動力

〇責任感

〇課題解決力

〇継続力

〇人から信頼される力

〇相手を思いやる力

〇素直に学び続ける姿勢

そして何より、

「ありがとう」が自然と言え、お礼をきちんと伝えられること。

感謝を忘れない人は、人とのご縁を大切にします。

その積み重ねが、大きな信頼へとつながっていきます。

私は仕事を通じて、

高学歴でも報告・連絡・相談ができず、お客様から信頼を失ってしまう人も見てきました。

反対に、学歴に関係なく、

「あなたにお願いしたい。」

「また一緒に仕事がしたい。」

そう言われ続ける人もたくさん見てきました。

その違いは何なのか。

私が思う社会で長く活躍する人には共通点があります。

学び続ける人。

改善し続ける人。

口だけで終わらず、自ら行動する人。

素直に人の意見を受け止め、自分を成長させられる人。

感謝を忘れず、お礼をきちんと伝えられる人。

成功しても人を見下さず、相手を尊重できる人。

こういう人は、派手ではなくても、長い時間をかけて社会から信頼され続けています。

だから私は、社会的な成功とは、

お金持ちになることや肩書きを手に入れることだけではないと思っています。

「この人と一緒に仕事がしたい。」

「この人なら安心して任せられる。」

そう思われ続けること。

それこそが、本当の意味で社会で成功することではないでしょうか。

私は学校教育を否定しているわけではありません。

学校で学ぶ知識は、社会を生きるための大切な土台です。

だから勉強は必要です。

ただ、その土台の上に、

家庭、地域、企業など社会との接点を通じて、

人との関わり方。

信頼の築き方。

課題を解決する力。

自ら考え、行動する力。

こうした力を学ぶ機会も同じくらい必要だと思います。

学校だけでは伝えきれないことがあります。

家庭だけでも足りません。

企業だけでも育てられません。

それぞれが役割を持ち、子どもたちが社会を知る機会を増やすこと。

それが、これからの教育には必要なのではないでしょうか。

娘には、この成績を自信にしてほしい。

でも、それ以上に、

自分で考え、学び続け、感謝を忘れず、人から信頼される人。

そんな大人に成長してくれたら、それが親として一番嬉しいことです。

そして私自身も、経営者として、一人の社会人として、学び続ける姿を子どもたちに見せていきたいと思います。

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