特定技能制度が始まってから、多くの外国人材と関わってきましたが、また一人、本当に嬉しい報告がありました。

産業機械製造業の金属プレス職で働くベトナム人女性が、このたび特定技能2号へ移行することができました。

来日した当初は、日本語も十分ではなく、職場でのコミュニケーションに苦労することもありました。

さらに、日本には雇用契約書には書かれていない慣習や文化があります。

「なぜそうするのか分からない」
「母国では聞いたことがない」

そんな戸惑いもたくさんありました。

私たち登録支援機関の役割は、単に書類を作ることではありません。

困った時に話を聞き、なぜ日本ではそう考えるのかを伝え、逆に企業側にも外国人材の気持ちを伝えながら、お互いが理解できる環境を作ることだと考えています。

もちろん、日本人側に改善すべき点があったこともあります。

その都度、逃げずに話し合い、一つずつ課題を解決してきました。

そして何より大切にしてきたのは、

「今だけではなく、自分の将来を見失わないこと」

です。

何のために日本へ来たのか。
どんな人生を実現したいのか。

何度も対話を重ねる中で、ある時から本人の意識が大きく変わりました。

職場でも積極的に行動するようになり、日本語学習にも真剣に取り組みました。

特定技能2号試験の前には、毎日2〜3時間勉強を続けたそうです。

その努力が実を結び、見事に特定技能2号へ移行。

これにより家族帯同も可能となり、将来的には永住許可申請への道も開かれました。

先日、最後の面談の際に、

「今までお世話になりました」

とコーヒーを持ってきてくれました。

登録支援機関としての支援はここで卒業です。

もちろん、これからも困った時は相談してくれると思います。

しかし、これからは一人の社会人として、自分の力で未来を切り開いていくことになります。

それが何より嬉しいことです。

ジョブハートが大切にしていること

私たちは単なる管理型の登録支援機関ではありません。

外国人材を「労働力」として見るのではなく、一人の人間として向き合います。

書類作成や生活支援だけではなく、

* なぜその行動が必要なのか
* どうすれば成長できるのか
* 将来どんな人生を実現したいのか

まで一緒に考えます。

私たちはこれを

「育成型生活サポート」

と呼んでいます。

外国人材が成長すれば、企業も成長する。

企業が成長すれば、地域も成長する。

今回の特定技能2号合格は、その積み重ねが形になった一つの成果です。

本当におめでとうございます。

そして、ここからが新しいスタートです。

これからの活躍を心から応援しています。