今日は浜松入管へ。

特定技能2号へ移行する方の在留カードの交換と、特定技能1号の在留期間更新の書類提出に来ています。

外は31℃。
暑さに負けそうになりながらも、「一人の成長」と「一人の悩み」が頭の中を行き来する一日でした。

実は、ベトナムから来た鳶職の特定技能1号の方が、来日してわずか1か月で「仕事を辞めたい」と相談してきました。
何百人とサポートしてきて初めての経験です。

理由は「自分が思っていた仕事ではなかった」「仕事についていけない」「生活環境が思っていたものと違った」というものです。

もちろん、働いてみて初めて分かることもあります。

だから私は最初から企業様の味方にも、外国人本人の味方にもなりません。

登録支援機関として大切なのは、中立の立場で事実を確認し、日本のルールに沿って最善の解決策を探すことです。

今回は面接時の内容、来日前の説明、本人の発言、企業様の対応を一つひとつ確認しました。

企業様は仕事内容も勤務地も事前に説明し、来日を迷った際には「辞めるなら無理に来なくてもいい」とまで伝えていました。それでも本人は「頑張ります」と決断して来日しました。

企業様は住まいを準備し、私は、家電や布団など生活に必要なものを用意して、夜の空港まで迎えに行きました。

だからこそ、私は本人にも伝えました。

「今の気持ちは理解できる。でも、自分だけの立場ではなく、ここまで支えてくれた人たちのことも考えてみよう。」

送り出し機関、企業様、登録支援機関。

多くの人が時間もお金も使い、一人の来日を支えています。

もちろん、企業側にハラスメントや契約違反があれば、私は企業様にも改善をお願いしています。

しかし今回は、そのような事実は確認できませんでした。

支援の仕事で難しいのは、ルールを伝えることではありません。

相手に納得してもらい、自分自身と向き合ってもらうことです。

時には、自分にとって都合の悪い現実から目を背け、話し合いの途中で連絡が取れなくなったり、グループLINEを退会してしまう方もいます。

それでも、私は最後まで諦めません。

叱ることが目的ではなく、その人にとって一番良い未来へ導くことが、登録支援機関の役割だと思っているからです。

そんなことを考えている一方で、今日は特定技能2号へステップアップする方の在留カード交換もありました。

努力を積み重ね、日本でさらに活躍できる資格を手にした姿を見ると、本当に誇らしく思います。

同じ特定技能制度でも、一人ひとり歩む道は違います。

だからこそ、私たちは書類を提出するだけの仕事ではなく、一人ひとりの人生に向き合う仕事をしています。

これからも、良いことも難しいことも包み隠さず発信しながら、外国人材と企業様の架け橋であり続けたいと思います。


そして、今までお世話になりました。
とお菓子をくれました。日本人より礼儀正しい。
嬉しいなぁ。これからも頑張ってね。