スポーツのルールは、時代とともに進化しています。
競技をより公平に、より安全に、より面白くするために、
ルールや運営方法は少しずつ更新され続けています。
先日、私の息子がバスケットボールの試合で
TO(テーブルオフィシャル)として
ショットクロックを担当していた時のことです。
得点後、ボールがキャッチされずそのまま外に出た場面で、
息子はショットクロックを動かしませんでした。
また、外からコート内にボールを入れる際、
キャッチされるまでショットクロックを開始しない判断も行いました。
これは現在の公式ルールに基づいた、正しい運用です。
ショットクロックは
チームがボールを明確にコントロール(保持)した瞬間から開始されます。
しかし観客席からは、
「なぜ動かさないのか」
「ルールがおかしい」
といった声が上がりました。
その多くは、
ショットクロックが存在しなかった時代の感覚や
過去の経験を基準にしたものでした。
ここで私たち大人が一度、立ち止まって考える必要があります。
自分が知っている「常識」は、
今も本当に正しいのでしょうか。
その常識は、
今の時代・今のルール・今の子どもたちに
きちんと合っているのでしょうか。
常識は不変のものではありません。
時代とともに変わるものもあります。
アップデートされていくものもあります。
現場で真剣に学び、
今のルールに沿って役割を果たしている子どもたちに対し、
大人の過去の感覚だけで否定的な言葉を投げてしまうことは、
その成長の芽を摘んでしまうことにもなりかねません。
スポーツの現場は、
子どもたちが「正しく学ぶ場所」であると同時に、
私たち大人が
自分の常識を見直す場所でもあるのだと思います。
今行われている試合は、
今のルールで運営されています。
そして、未来を担う子どもたちは、
その「今」を生きています。
大人こそ、
変化を受け入れ、学び続ける姿勢を
子どもたちに示していきたいものです。








