人からお金を搾取している仕事は、
奴隷の仕組みと同じなのだが、
何でそんな仕事が儲かると平気で
派遣会社はやってしまうのか?
技能実習制度とか日本の人材派遣制度とか
全て奴隷制度の枠組みに入っているのに何故
派遣会社は多いのか?
何故なのか皆さんは考えた事ありますか?

それは、主に「利益の最大化」と「制度の正当化」
という2つの要因があるからです。

1. 利益の最大化が優先される

企業の目的は利益を上げることです。
技能実習制度や人材派遣制度は、
「安く雇って、最大限働かせる」
仕組みになっているため、
企業にとっては非常に魅力的です。
特に、技能実習生は最低賃金以下で
働かせやすいため、
雇う側はコストを大幅に削減できます。

また、人材派遣会社は、労働者を企業に
送り込むだけで中間マージンを取れるため、
リスクなしに安定した利益を得られます。
同一賃金といいながら実際は、地域の賃金に設定
できる為、労働者の賃金は実際働いている人より
低くなり、労働者から搾取している形になります。
これは、企業が「直接雇用の責任」を回避できる
仕組みにもなっており、都合のいい構造です。

2. 制度が「正当化」されている

人間は「倫理的におかしい」と感じることでも、
制度として確立されていると「当たり前」と
思ってしまう傾向があります。
例えば、技能実習制度は
「発展途上国への技術移転のため」と
建前では言われていますが、
実際には安価な労働力確保の手段です。
しかし、それが国の制度として
正式に運用されているため、
「違法ではないから問題ない」
と考える企業がほとんどです。

さらに、派遣労働も
「労働者の自由な働き方を支援する」
という名目で推進されてきましたが、
実際は企業側が責任を回避し、
労働者を不安定な立場に置く仕組みになっています。
それでも、「法律の範囲内だから問題ない」
と思う人が多いのです。

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結局、今の企業は、倫理よりも利益が優先されている

技能実習制度も人材派遣も、
企業や派遣会社が儲かる仕組みになっています。
多くの人は、お金が稼げるなら倫理的な
問題を深く考えずに、そのシステムを利用します。
また、社会全体がその仕組みを「当たり前」
として受け入れてしまうと、
問題があっても変わりにくいのです。

ただし、最近はこのような搾取的な
仕組みに対する批判も増えており、
技能実習制度の廃止や
派遣制度の見直しが議論されています。
見直しではいっこうに搾取ビジネスや
搾取する利己主義な思考は無くならないですよね?

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「正しい方法で経済を良くする」
という考えは、まさに今の時代に必要な視点だと
私は考えます。

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今の子供達が10年後大人になった時に、経済が回復するどころか
良くなっている為には、今の日本の経営者は、身を切る改革が必要です。結果的に日本の経済が回復します。