横須賀市・津久井で初期生活支援を行いました。
今回サポートした方は、私と年齢が1歳しか変わらない初老過ぎの方ですw
しかし、日本語がほとんど通じず、日本の生活習慣も理解されていませんでした。

日本に3年8ヶ月滞在していたにもかかわらず、
ここまで基礎が身についていないのは、
技能実習制度の構造的な課題を象徴しています。

「教育せず、とにかく働かせる」
「書類だけ整え、実際は作業員として扱う」

本来、技能実習は「育成」を目的とした制度のはずです。
しかし実態は、人手不足を埋めるための簡易な労働力として扱われ、文化・言語・生活の教育が置き去りにされています。

その結果、
・教養が育たない
・コミュニケーションが取れない
・自立できないまま日本を過ごす
といった問題が後を絶ちません。

特に、
管理費や生活支援料が不自然に安い組合
育成の意思がない人を“モノ”として扱う
人材派遣会社や行政書士が関わると、
支援は形骸化し、本人に何も残らない5年間になります。

■ 特定技能1号は「長期で働き、生活するための投資のビザ」

特定技能は単なる労働力ではありません。
日本で長期的に活躍してもらうための「投資」です。

だからこそ必要なのは、
・日本の文化
・生活ルール
・人としてのマナー
・自分で手続きできる力
・社会の仕組みを理解する力

これらを 5年間で身につけてもらうこと です。

特定技能2号になれば、登録支援機関のサポートはなくなります。
だからこそ、今の5年間が極めて重要なのです。

■ 「何でもやってあげる支援」ではなく

 「自分でできるように育てる支援」へ

登録支援機関の仕事は“代行業務”ではありません。
本人が日本で生き、働き、
自分の人生を選択できるようになるための
教養と自立を育てる支援 です。

今日の支援を通じて、
制度の問題点と、私たちの役目の大切さを改めて実感しました。