現在、マイナンバーカード制度の運用は、現場に大きな負担を与えています。
今回、静岡市清水区役所でカードの受け取りを行いましたが、その過程で制度と現場の乖離を強く感じました。
例えば、保険証の紐付けは事実上の必須化。
さらに、外国人の場合は在留カードの期限と連動するため、更新審査中であってもマイナンバーカードの有効期限が切れてしまうケースがあります。
本来、入管で「審査中」の判子が押されれば在留資格は最長2ヶ月延長されますが、
その事実を市役所へ説明しに行かなければならない現状があります。
また、銀行や郵便局においても本人確認の厳格化により、
在留カード更新後に各所へ提示をしなければ、口座が凍結されるリスクすらあります。
つまり、
一つの情報変更に対して、複数の機関へ“人が動いて説明する”構造になっているのです。
本来、デジタル化とは「手間を減らす」ためのものです。
しかし現実は逆で、管理側の都合による一元化が、現場では手間の分散と増大を生んでいます。
これはビジネスの現場では既に証明されていることです。
管理を一本化しすぎると、現場は機能せず、結果的に全体が非効率になります。
それでも現場は、決められた制度の中で対応するしかありません。
だからこそ、私たちは声を上げ続ける必要があります。
制度は、現場に合わせて設計されるべきです。









