先程、浜松駅周辺の駐車場で、当社が生活支援をしているベトナム人の若者が当て逃げ被害に遭いました。

彼はすぐに私へ連絡をしてきました。
その結果、即座に警察へ通報し、事故証明取得の段取りを進めることができました。

私はこの「すぐに報告できたこと」に大きな成長を感じました。

最初からできる人はいません。
隠してしまう人もいます。
パニックになる人もいます。

しかし教育とは、
完璧にさせることではありません。

問題が起きたときに、
・隠さない
・逃げない
・すぐ相談する

その行動が取れるようになることです。

これが生活支援の本質です。

しかし現場では、こんな言葉をよく耳にします。

「何人も採用するから、1人あたり安くなるよね?」

生活支援は仕入れではありません。
人数で割れる単純な固定費でもありません。

一人ひとり生活環境も性格も違います。
トラブルも時間も内容も違います。

夜中に電話が鳴ることもあります。
休日に駆けつけることもあります。

問題は、営業時間内だけで発生するものではありません。

さらに驚くのは、
「他県から支援します」というケースです。

物理的にすぐ駆けつけられない体制で、
本当に生活支援と言えるのでしょうか。

弊社は、すぐに動ける人間を配置しています。
だからこそ他県でも担当します。

距離ではなく、対応力が重要だからです。

保険には安心料を払う。
しかし生活支援は“安くできないか”と考える。

なぜでしょうか。

保険は「もしもの時」に備えるもの。
生活支援も同じです。

事故、病気、失踪、SNSトラブル、虚偽情報、誤解、文化差異。

どんなに真面目な人でも問題は起きます。
誰でも過ちはあります。

生活に数年で完全に慣れることなどありません。

だから永住許可も10年という期間が設けられているのです。

社会に根付くには時間が必要です。

最近では、
「何もしてもらっていないと言えば会社が優しくなる」
といった誤った情報も出回っています。

支援を受けているにも関わらず、
“何もない方が得をする”という歪んだ考え。

これも教育の問題です。

私たちは、
感情で動くのではなく、
正しく状況を判断できる力を育てなければなりません。

生活支援とは、
書類業務ではありません。

人の生活に関わる責任です。

そしてその責任は、
安さで測れるものではありません。

今回、彼が迷わず連絡してくれたこと。
それは信頼の積み重ねの結果です。

私はこの仕事を、
コストとは考えていません。

未来への投資であり、
社会を安定させる責任だと考えています。

生活支援の価値を、
正しく理解してもらえる社会へ。

それを変えていくのが、私の役目です。