6月18日、私は自動車学校の合宿に参加する外国人支援者を送迎し、帰る途中でした。
その道中、ある企業の方から1本の電話が入りました。

「外国人の支援体制が社内で取れなくなったので、登録支援機関になってほしい」との依頼。
一見、手続きを引き継げば終わる話に思えましたが、電話の声に違和感を覚え、すぐ現場へ向かいました。

実際に確認すると、それは単なる書類上の引き継ぎではありませんでした。
申請者である外国人女性は、在留資格変更の申請中にもかかわらず、補正の機会も与えられないまま「出国準備期間」に入れられていたのです。

本人は「帰りたくない」「まだ日本で働きたい」と強く希望していたのに、行政上は「出国の意思がある」と誤認されていた。

私はすぐに意見書を作成し、本人にも自分の気持ちを日本語で書いてもらい、二人三脚で“本当の声”を入管に届けました。

そして今日、6月20日。
彼女の在留資格変更申請は、正式に再審査へ進むことが決まりました。

たった2日。されど、その2日が人生の分かれ道になりました。

支援とは、“手続き”だけではありません。
目の前の人の「声にならない声」に耳を傾け、必要なときに即行動できるかどうかだと、改めて実感した出来事でした。

私は、悪意を持って制度を利用しようとする人は助けません。
知らずに過ちを犯してしまった人は、罰を受けて学び、正せばいいと思っています。
そして、正しく生きようとする人は、全力で救います。

それが、私の支援の軸です。

…さぁー!
本当はこの3日間で終わらせる予定だった、在留カードの申請書類づくりと講演会の準備、
今からギア入れて頑張ろっと=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ