日本は今、明確に衰退しています。
出生率の低下、実質賃金の下落、若者の貧困、そして一部の権力者や既得権者による搾取構造。
ここまで状況が揃っているのに、多くの日本人は「わかっているのに何もしない」。

なぜでしょうか。

■ 現状は「知らない」のではなく「見ない」

少子化が進んでいることも、経済が悪化していることも、誰もが知っています。
それでも行動しないのは、知らないからではありません。

自分が何かを失うかもしれないからです。

新しいことを始める
仕組みを変える
不公平を指摘する

それらはすべて「責任」と「リスク」を伴います。
日本社会は長年、
・失敗しないこと
・波風を立てないこと
・前例を守ること
を“賢さ”として教えてきました。

結果、「何もしないこと」が最も安全で正しい選択になりました。

■ 受け身と保身が正当化される社会

行動しない人ほど理由を語ります。
「まだ早い」「現実的ではない」「責任が取れない」

その間にも、
一部の人間は搾取で利益を上げ、
公平な仕組みを作ろうとする動きは邪魔される。

なぜなら、
みんなが稼げる仕組みは、既得権を壊すからです。

権力を持つ人間ほど、
変化よりも現状維持を選びます。
それは国のためではなく、自分のためです。

■ 個人主義と「好きなことだけやればいい」の勘違い

最近よく聞く言葉があります。
「好きなことをやればいい」
「無理しなくていい」

それ自体を否定するつもりはありません。
しかし、責任を引き受けない自由は社会を壊します。

生物としての大前提は「子孫を残し、次の世代へつなぐこと」です。
自分が心地よいかどうかだけで選択を重ね、
他者や次世代を犠牲にしても構わないという価値観の先に、繁栄はありません。

それは自由ではなく、ただの逃避です。

■ 日本経済を良くし、人口を増やすために必要なこと

答えはシンプルです。
1. 責任を引き受ける覚悟を持つこと
2. 短期の損より、長期の持続を選ぶこと
3. 個人の快適さより、社会全体の健全さを優先すること

子どもを育てられる経済
挑戦しても再起できる社会
搾取ではなく価値を生む人が報われる仕組み

これらは、誰かが与えてくれるものではありません。
日本人一人ひとりが、行動を選び直さなければ実現しない。

■ 日本人は変われるのか

正直に言えば、簡単ではありません。
しかし、変わる方法は一つだけです。

「わかっている」段階で止まらず、行動する人が増えること。

完璧である必要はありません。
失敗してもいい。
批判されてもいい。

それでも、
次の世代に何を残すのかを考え、
自分の立場でできる行動を選ぶ人が増えたとき、
日本はもう一度、立て直せます。

何もしない理由を探す国か。
責任を引き受け、未来を選び直す国か。

今、日本人一人ひとりが問われています。