日本は長年、GDP世界3位の経済大国でした。
しかし今やドイツに抜かれ、世界4位へ転落。
さらに、一人あたりGDPでは 世界32位に留まり、韓国や香港にも後れをとっています。
↑4位に転落
↑他のアジアの国にも抜かれる。日本が綺麗で
安全という事以外評価が低くなっている
この背景には、長年続く 人材派遣制度と技能実習制度の構造的な問題があります。
•派遣労働は、正社員よりも低賃金で働かされる仕組み。
派遣元企業が利益を得る一方で、労働者は生活も消費も苦しくなります。
•技能実習制度は「国際貢献」と掲げられていますが、実態は低賃金の外国人労働に依存する形。
管理団体や受け入れ企業が利益を得る反面、労働者自身は報われません。
このままでは労働者の収入が上がらず、消費も伸びず、経済は縮小を続けてしまいます。
私たちに必要なのは、本当の意味での改革です。
•労働単価は「正社員の年収」を基準にすること
•経営者は「利己的な発想」から脱却し、社会全体の利益を考える「他利的な経営」へ転換すること
•子どもたちには「世界の視野」を持たせ、変化に対応できる教育と努力の方向性を伝えること
そして、今の親世代や働く世代も自覚しなければなりません。
自分たちが“普通”だと思っている常識は、実は足りない知識に基づく常識かもしれない。
子どもたちに伝える価値観を変え、まず自分たちが変わらなければいけないのです。
戦後からほとんど変わっていない教育では、これからの時代を生き抜くことはできません。
私自身、子どもが将来社会に出るときに、今の日本のままでは生き残れないのではないかと危機感を抱いています。
だからこそ、彼らはすでに「海外で働く」という未来を視野に入れています。
しかし、まだ間に合います。
経営者も、親も、社会全体も、意識を変えて行動するときです。
日本の未来を守るために、私たち一人ひとりが「変わる覚悟」を持たなければならないのです。