本日開催された「藤枝市中小企業振興推進会議幹事会」
において、従来とは違う進め方が見られました。
これまでは各団体の施策や実績報告が中心でしたが、
今回は事前に議題の回答を集計し、
会議の場では質疑応答を通じた意見交換の時間が設けられていました。
市の中でも「変わって行こう」という意識が生まれ始めているのではないかと感じています。
また、多くの団体から共通して挙がった課題が
「外国人人材の採用」でした。
これは、私が16年以上取り組んできた人材分野、
特に直近8年間で力を入れてきた外国人採用と
生活支援の実務経験そのものであり、
私の知識を組織の枠にとらわれず活用して
いただきたいとお伝えしました。
人材政策の流れは、国の方針から条例が生まれ、
市役所が各組織に展開し、
その意見を推進会議で吸い上げ、
再び施策としてフィードバックされるという循環です。
今回の会議では「意見」が出てきたことを踏まえ、
今後はそのフィードバックに期待したいと思います。
短期的には、発展途上国からの外国人材を受け入れ、
地域に根づき永住を目指してもらうこと。
長期的には、日本人の子どもの出生率を2.0以上に
引き上げていくこと。
人材に関する課題には、
この二つの視点を持って社会全体で取り組んでいく
必要があります。
藤枝市の変化に期待しつつ、
引き続き人材分野の専門性を活かし、
地域に貢献してまいります。