出産、本当におめでとうございます。
介護の特定技能で日本に来て、介護福祉士を目指していた彼女。妊娠がわかると、彼と彼女を管理していた技能実習生の管理団体は挨拶すらなく、問題になりたくない一心で、彼を急遽帰国させ、彼女をひとり残しました。
そこからの8ヶ月、私と会社は彼の代わりに生活のすべてを支えました。急な腹痛での救急病院付き添い、定期検診の付き添い、出来なくなった事のサポート、空港送迎をへて。予定日より少し早めの帝王切開での出産。
無事に赤ちゃんが生まれてくれたことは、何よりの喜びです。
しかし、この出来事は管理団体の冷酷で非人道的な対応を浮き彫りにしました。彼らの姿勢から伝わるのは「責任を避け、利益を優先する」という一点だけ。そんな組織が外国人の生活や労働を管理している現実は、制度そのものの歪みを象徴しています。技能実習制度はまるで奴隷制度のようで、今こそ廃止すべきです。
登録支援機関も同じです。本来必要なのは、冷静であたたかい心を持ち、異国から来た若者に日本で生きていける力を与える真のサポートです。彼らが将来やりたいことがプラスになるのかマイナスになるのか、共に考え、正しい方向へ導く姿勢が欠かせません。
派遣会社が片手間に登録支援を行ったり、労働時間内や土日祝休みの「形式的サポート」しか提供しない登録支援機関もあります。しかしそれはサポートとは言えません。
ジョブハートは違います。私は起きている限り、常に彼らをフルサポートしています。
彼らの未来が豊かになるように、日本で安心して働けるように、一番良い方法を一緒に探しています。
今回、無事にベトナムで出産でき、赤ちゃんも元気に誕生してくれたことは奇跡であり、希望です。
これからもジョブハートは、形式的な管理ではなく、「人に寄り添う本当のサポート」を実践していきます。
子育て頑張ってねー。産休後もしくは、ベトナムに行った時
会えるのを楽しみにしています。